ア行
■エシカル消費
倫理的消費。人や社会、環境への配慮など、広範な社会問題や社会責任に配慮した消費行動。
カ行
■原水
浄水処理する前の水のこと。
■海岸侵食
主に砂浜海岸において、定着堆積する土砂量が流出する土砂量を下回り、結果的に海岸から土砂が減少し、汀線が後退する現象をいう。
■公共用水域
水質汚濁防止法によって定められる公共利水のための水域や水路のことをいう。河川、湖沼、港湾、沿岸海域、公共溝渠、かんがい用水路その他公共の用に供される水路や水域。
■化学的酸素要求量(COD)
CODとはChemical Oxygen Demand の略称。水中の有機物質などが過マンガン酸カリウムによって化学的に酸化・分解される際に消費される酸素量。湖沼や海域の水質汚濁の一般指標として用いられる。
■光化学オキシダント
自動車や工場・事業場などから排出される大気中の窒素酸化物、揮発性有機化合物などが、太陽の紫外線を受け光化学反応を起こして作り出される酸化性物質の総称。
■緊急輸送道路
地震直後から発生する緊急輸送を円滑かつ確実に実施するための道路で、高速自動車国道、一般国道及びこれらを連絡する幹線的な道路並びにこれらの道路と防災拠点を連絡し、または防災拠点を相互に連絡する道路のこと。
■希少野生動植物保護回復事業計画
指定希少野生生物などの存続を助けるため、生息・生育地の保護・保全・再生等を行い、生息・生育に適した条件を積極的に整備し、減少した個体数や生息・生育環境を回復していく事業計画。
■胸壁
漁港、港湾等の施設が存在し、海岸線付近に堤防、護岸等を設置することが難しい場合に、漁港等の背後に設置する構造物をいう。
サ行
■水源かん養
大雨が降った時の急激な増水を抑え(洪水緩和)、しばらく雨が降らなくても流出が途絶えないようにする(水資源貯留)など、水源山地から河川に流れ出る水量や時期に関わる機能。
■森林の多面的機能
森林が有する木材生産のほか、水源のかん養、国土の保全、地球温暖化の防止、生物多様生の保全などの多くの機能のこと。
■増体率
家畜の体重の増加率。初めの体重に対する体重増加量の百分率によって示される。
■瀬戸内海の環境の保全に関する徳島県計画
生物の多様性・生産性が確保された豊かな海(里海)を実現するために、瀬戸内海の本県沿岸域の環境の保全、再生及び創出、水質の保全及び管理、自然景観及び文化的景観の保全、水産資源の持続的な利用の確保等について定めた計画。
■生物化学的酸素要求量(BOD)
BODとはBiochemical Oxygen Demandの略称。溶存酸素の存在下で、水中の有機物質などが生物化学的に酸化・分解される際に消費される酸素量。河川の水質汚濁の一般指標として用いられる。
タ行
■デング熱
蚊によって媒介する感染症。世界的には、熱帯・亜熱帯地域を中心に流行しており、年間1億人近くの患者が発生していると推定。
■土石流
山腹、谷底にある土砂が長雨や集中豪雨などによって一気に下流に押し流される現象。
■地すべり
斜面の一部あるいは全部が地下水等の影響によってゆっくりと斜面下方に移動する現象。
■徳島グリーンスタイル
森林の適正な管理を行うため、県や市町村による森林の取得のほか、法令による開発規制や企業団体と協働する森づくりを加えた、徳島独自の公有林化を推進する仕組み。
■とくしま生物多様性センター
「生物多様性とくしま戦略」に基づき設置。各主体間の交流や活動に必要な情報の収集・発信、人材の育成・活用を推進することで、生物多様性に関する諸問題の解決を図ることを目的とする。
ナ行
■日本型直接支払制度
農業・農村の有する国土保全、水源かん養、自然環境保全、景観形成等の多面的機能の維持・発揮を図るため、それを支える地域活動、農業生産活動の継続、自然環境の保全に資する農業生産活動を支援する制度。
■熱ストレス超過死亡
熱ストレスは、熱波など高温環境による健康面への影響(疾病、死亡等)をいう。超過死亡は、平年の同時期の死亡数を超えること。
ハ行
■花芽分化
植物が発芽後、葉や茎を生長させ、生殖のために花になる芽を作ること。
■保安林
水源のかん養、災害の防備、生活環境の保全・形成など公共の目的を達成するために、森林法に基づいて指定された特定の森林。保安林の持つ公益的機能の維持増進を図るため、一定の伐採・転用規制や必要な事業等が実施される。
ラ行
■流域平均雨量
河川の流域ごとに面積平均した実況及び予想の雨量。